入病となると「病棟」という場所に身柄を移されます。

　　　　　　　　　　　　↓　黒羽刑務所の病棟入り口
　

           

　病棟にも、独居房と雑居房があります。
私は、初めの三日間は独居房だったものの、すぐに雑居房に移されました。
感染の恐れがないとの判断だったのでしょう。特に検査とか全くしていませんが・・・。いいんでしょうか？

　同じ部屋になった二人は70～75歳くらいでおむつをはいています。幸い、お二人とも自分で処理ができるようだったので助かりました。

ここで入病中のメリットとデメリットを比べてみたいと思います。

●メリット
刑務作業をしなくてよい。
刑務官が全くうるさくない。
多少のルール違反をしてもそれほど注意されない。

●デメリット
刑務作業をしていないので、仮釈放が遅れる可能性がある。
毎日掃除をしていないのか部屋が汚い。
話す相手がいない。おじいさんが２人いるが話が合わない。
唯一の楽しみであるテレビがない。
　→懲役刑になったからには工場に出役して、刑務作業をしないとテレビが見られなくなります。
朝食後～夕食前は「安静時間」。とにかく寝ていなければならない。（昼食時を除く）
　→読書や手紙を書こうものなら調査・懲罰となる。

    平日のみならず休日もず～～っと安静。

　私の場合は、全身に斑点ができただけで、特に体の調子に問題はなかったのです。
とにかく暇で暇でとても苦痛でした。

追記）安静時間に読書を認めている施設もあるようです。

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